結婚の挨拶の流れ

結婚の挨拶は緊張するもの。当日に粗相をしないように、だいたいの流れをイメージしておくことも大事です。
今日は一般的なご挨拶の流れをまとめてみました。

1.アポ取り

まずご両親のご都合を聞いて日にちを合わせます。
くれぐれもいついつ行くからと、こちらから日にちを指定しないようにしてください。
 
【挨拶に行く時間
ご自宅へお伺いする場合は食事の時間帯は食事の時間帯は避けましょう。
食事を準備していただくのも大変ですし、ご挨拶で緊張している上に、食事マナーなどにも気を使い、失敗が出てしまうこともあります。
初めてのご挨拶ならなおさらスマートに。
最初から「1~2時間程度で。食事はいらない」と伝えておき、14時くらいスタートが無難です。
お店でのご挨拶の場合や、何度かお会いして慣れている場合はこの限りではありません。

2.玄関先でご挨拶

【初対面の場合】
第一印象はとても大事!
「初めまして、〇〇と申します。本日は、お時間を作ってくださりありがとうございます。」
など、まずは笑顔でご挨拶しましょう。

何度かお会いしている場合も、気は緩めず、
「本日はお時間を作っていただきありがとうございます。」と伝えましょう。

3.自己紹介

お家に上がらせていただいたら、相手のご両親からすすめられてから座りましょう。相手のご家族が全員揃ったら、改めてご挨拶をします。

「改めまして、○○さんとお付き合いさせていただいております、●●と申します。本日はお時間を作っていただき、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。」

4.手土産を渡す

挨拶を済ませた後に紙袋から手土産を出し、両手を添えて渡してください。
紙袋は折りたたんで持ち帰ります。
ひと昔前は、つまらないものですが・・・という言葉を添えたものですが、最近では、つまらないものを持って行くのかという
風潮もあり、下に書いたような言葉を添えた方が印象が良いとされています。

「最近、人気のお菓子です。お口に合うといいのですが」
「地元で有名なお菓子です。よろしければお召し上がりください。」
「○○さんのお父さまの好物だと伺ったので、よろしければ。」
など。

5.雑談

まずは軽く雑談から入りましょう。
和やかな雰囲気にして、自身の人柄を伝えてください。

6.結婚のお許しを請う

雑談で場が和んだところで、結婚の話を切り出します。
こちらもひと昔前は、「○○さんを僕にください」というような言い回しが定番でしたが、くださいってものじゃないんだから・・・
ということから、最近はあまりお勧めする言い回しではありません。
また、結婚することになりました。と事後報告的なものも好ましくありません。
あくまでも、ご両親のお許しをいただく形の言い回しにしましょう。

例「実は、本日は、〇〇さんとの結婚をお許しいただきたく、お伺いしました。〇〇さんとは結婚を前提に真剣にお付き合いさせていただいておりまして、先日、プロポーズを快諾いただきました。絶対に〇〇さんを大切に、幸せにします。どうか私たちの結婚をお許し下さい。お願いいたします。」

あとは、ある程度お話をして、折をみて解散しましょう。

「そろそろ失礼します。今日はお時間をいただき、本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。」と、笑顔で締めくくりましょう。帰ってからのお礼の電話をするとさらによいですね。


いての相談などまだまだお会いする機会がありますので、今後のお付き合いも考えて、「これからも」という言葉を添えると良いでしょう。


結婚のご挨拶のシュミレーションもご相談に乗りますので、お気軽にご相談くださいね。